1.プラットホーム

2.ごみピット

3.焼却炉

4.ろ過式集じん器

5.煙突

6.焼却灰ピット

7.蒸気タービン発電機

8.蒸気復水器

9.中央制御室

 

1.プラットホーム

ごみは、プラットホームからごみピットへ投入します。プラットホームの入り口の扉は、収集車が近づくとセンサーが反応し自動で開きます。これは、ごみの臭いが外に漏れないようにするためです。

2.ごみピット

運ばれてきたごみは、いったんごみピットに貯められ、安定して燃えるようにクレーンで混ぜ合わせた後に焼却炉に送ります。ごみピットの容量は、3市の家庭から出るごみ約7日分をためておくことができます。

3.焼却炉

焼却炉に投入されたごみは、ストーカの上をゆっくり進みながら、有害物質を発生させないように、850℃以上の高温で灰になるまで燃やします。

4.ろ過式集じん器

排ガス中の有害な物質を取り除く装置です。排ガスをフィルター状のろ布でろ過し、きれいになった空気だけを煙突から外に排出します。

5.煙突

煙突は排気ガスを上空で分散して、地上への影響が少なくなるよう59.5メートルにしています。煙突の上部から白く見えるのは水蒸気です。

6.焼却灰ピット

ごみは灰になると、容積は約20分の1に、重さは約10分の1に減らします。灰は、トラックで東京たま広域資源循環組合エコセメント化施設へ運び資源化しています。

7.蒸気タービン発電機

ごみを燃やすときに出る高温の蒸気をエネルギーに変換します。ボイラーで作り出す蒸気から蒸気タービン発電機で最大6,000kWの電気を作っています。

8.蒸気復水器

蒸気復水器は、蒸気タービンを通過した蒸気を再利用するために、水に戻します。大きなプロペラを回して、配管の中の蒸気を冷やして水に戻します。この水は、発電するために再利用します。

9.中央制御室

中央制御室は、焼却施設の一連の作業を集中監視する場所です。ごみ処理をコンピュータで自動制御していますが、2交代制で24時間、運転員が常駐します。

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小平・村山・大和衛生組合 業務課 施設係
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